この半年、病院通いが続いています。
身体のあちこちに痛みがあるので、家事も思うようにはかどりません。
これまでは、<とにかくお金をかけない>または<コストパフォーマンスの良い>家事グッズを選んできました。
ただ、現状はというと<今の私が家事をこなせるためのグッズ>が必要でした。
今回、買ったお風呂掃除グッズで体の負担はずいぶんと減ったと感じますし、今まではストレスだったその時間はとても楽しいものになりました。
そして、お風呂掃除が楽しくなったことで、その次の家事までスムーズにこなせるようになったのは、予想もしなかった副効果でした。
そんなことがあって、家事グッズのいくつかに、許せる範囲でお金をかけることはたまにはいいかなと思い始めています。
「バスボン」くんとの出会い
主婦だって人間。
スーパーハウスキーパーでいたいとは思うのですが、ケガもすれば病気もします。
痛みで立つのに数十分かかるような日もあり、買い物も十分にはできませんでした。
ぞんな中、痛みに耐えきれずに立ち止まったドラッグストアの店内で目にとまったのは、目線の先にたまたまあったアザラシ?のイラストでした。
体調を崩したときの家事グッズ
買ってしまったお風呂掃除モップ
かわいらしくて、つい手に取ったアザラシのイラストが描かれたものはお風呂掃除のモップの商品カバーでした。
本当にこれで汚れが落ちるのかな?と思わせるものでしたが、年末のお掃除特集のテレビ番組に出ていた商品とそっくりなことに気がつき、思い切って購入。
私には贅沢品だったので、少し迷いましたが、今は、買って良かったと思っています。
少しの力できれいになる「バスボンくん」
アザラシのモップは、「バスボンくん」というものでした。
「バスボンくん」も、ふわふわの頼りなさげな形状にもかかわらず洗剤要らずです。
<スポンジやモップでごしごしこすった方が絶対きれいになる>とは思います。
でも、力を入れてこすれない今の私には<それほど力を入れなくても、これならOKと思える状態にまでキレイにできる>ことはすごく重要なことでした。
また、この「バスボンくん」は数回振って水切りすれば、天井をこすっても水が伝ってくることはありません。
10年以上は使ってきたこれまでのモップは元々お風呂用掃除用のものではないのですが、相当きつく絞らないと水が柄を伝って流れてきて、そのたびに腕や身体が濡れるので、お風呂掃除は正直、とてもストレスでした。
自分に合うグッズだと家事が楽しい
モップタイプの「バスボン」くんが好感触だったので、指先を入れられる、薄いスポンジタイプのものも買ってみました。
これも私にはとても使いやすくて、本当に重宝しています。
ブラシでは洗いにくいシャワー栓の部分や
シャワーとホースのジョイント部やホース
給湯栓の部分
の細かな部分も洗いやすいです。
この2つのお掃除グッズは私に合っていたらしく、お風呂掃除はとても楽しいものになりました。
結果的にお風呂掃除の時間は長くなっていますが、本当にそれほど楽しいのです。
意外だったのは、お風呂掃除が楽しくなったことで、このあとルチーンでやっているアイロンがけやお洗濯まで、憂鬱気分が減ったこと。
次の家事にスムーズに取りかかれているので、サクサクと家事を片付けられている気がします。
さらなる副効果としては、ふわふわした形状が子どもたちの目を惹いていること。
夏場だけでも子どもたちをお風呂掃除に参戦させようと思っています。
モップ、スポンジタイプともに、「バスボン」くんは使ってまるまるひと月以上が経ちましたが、普通に手洗いして干すだけでもぬめりやカビなどは出ていません。
ここしばらくは「バスボン」くんに活躍してもらう日が続きそうです。
そのときの自分に合う家事グッズを探してみるのは、意外と大事なことかもしれません。