みかんの皮は三度おいしい♪

 

冬は暖房費はかかるし、雪かきは大変。

そんな冬のささやかな私の楽しみは…

みかんの皮!

 

みかんを食べます
たまに酸っぱいのもあるけれど、
たいていのみかんはほんとにおいしいです♪
(みかん農家さんに感謝!)

みかんを食べたら、皮は干します

よく干した皮はストッキングタイプの
キッチンのゴミ取りネットに入れて、
いつもの入浴剤のかわりにお風呂に入れます

(こうすると、白い筋がお風呂に浮かんで掃除が大変…
なんてことにはなりません)

ほんのりオレンジ色に色づいた、
ほのかにみかんの香り漂う、気持ちのいいお風呂になります。
それに、なかなかあったまります。

最後に、みかんの皮入りネットで浴槽や蛇口を磨く
わりと楽に汚れが落ちます。

ほんとはこの後、皮を取り出して
畑のご飯にしたいけれど、
この地方、ただいま大地が凍結中で、無理…(涙)

食べちゃう人もいるようで…

本当は私みたいな使い方は相当もったいないのかもしれません。
みかんの皮を食べちゃう人もいるみたいですから。

私は<ワックス>のことが気になって、
食べるっていうのは浮かびませんでした。 

ワックスの話

実はこの記事を書くのに、
<ワックス>のことをちょっとググってみました。

すると、ワックス自体はみかんからもともと出るのだそう。
収穫して、出荷するときに、洗浄されて、
もともとのワックスは落ちてしまうそうです。

剥げ落ちたワックスにかわって、
果実の鮮度保持や貯蔵性を高めるために
人工的にワックスをつけるのだそうです。

その主成分はというと

同じ植物性のカルナバロウ(ブラジルのカルナバヤシの葉のワックス分)及び天然樹脂のセラック(東南アジアに生息するラックカイガラムシの作り出す樹脂)です。いずれも、チョコレートの表面保護剤や医薬品の錠剤の表面コーティング剤(中の薬剤を保護する)にも使用されており、食べても安全なものです。

「ミカンの保存方法」のページから引用させていただきました

(追記:上部リンク元がなくなっていました。
       もっと知りたい方は北東農園さんのこのページがおすすめです)

 

ノーワックスのみかんを取り扱っているお店の多くは
<ワックスはみかんの呼吸を止め蒸散を妨げるため、
浮皮を助長し本来の味を損なうおそれがある>という見解のようです。

ということは、皮を食べても、あまり問題はないのかな?
とも思えます。

 

そうなると陳皮の話

みかんの皮を干したものというと
漢方薬の原料のひとつ、陳皮を思い出す人もいるかと思います。

みかんの皮を陰干しにして一年以上経過したものを
中国では生薬として使うそうです。

みかんを食べたら、皮はよく洗って、
しっかり陰干しすれば、いろいろに使えるってことですね。

一年は無理でも、数ヶ月かけて、
からっからに干からびるまで、干してみようかなと思います。

その後の保存はミルミキサーにかけて粉上にしたものを
密閉容器に保存すると使い勝手もよいようです。

たまにお菓子を食べるのもよいですが、
その分をちょっとだけでもみかんにまわすと、
ビタミンCも取れるし、陳皮にもなるので、
なかなかよいかもしれません♪

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