アルミ換気扇ファンもつけ置き可能な洗剤でミニ掃除へ格下げ

 

昨年のこの時期の この記事 にもあるように
数年前から<簡単、楽々、時短大掃除>の仕込みを少しずつしてきました。

たとえば、ベラスコートレンジフィルター

今回は本当にザッと水で流すだけで済みました。
つまり、換気扇フィルター2枚の掃除が数分で終了♪

そして、レンジフードの溝汚れません

取り替えるだけなので、これも数分♪

 

そして、今年のターゲットはいよいよ本丸、
<換気扇のシロッコファン>としました。

 

シロッコファンの大掃除

ここは大掃除で最も念入りに掃除しているところだった一方で、
上手く磨けず、汚れも落ちにくく、非常に憎々しく思っているところでした。

このシロッコファンに毎年、かなりの量の重曹と労力と時間を投入してきました。
(しかもこの時期、タダでさえ大雪で時間も体力も削られます。
それはまた別の機会に・・・)

冬場でも滅多に使わないお湯を使って、
重曹と食器用洗剤を練って、歯ブラシで一枚、一枚、
ファンの羽にこびりついた油汚れを落とすのです。

油汚れは落ちにくいし、
歯ブラシは羽の間にはフィットせず、磨きにくい。

ベラスコートのレンジフィルターを使う前などは、
このファンの前に、それなりにキツイ
油まみれのフィルターとの格闘があって、
結構くたびれているところで、
さらに強敵のシロッコファンに向かわなくてはなりませんでした。

18年、続いてきたこの戦いに終止符を打ちたい!
ずっとそう思ってきました。

 

そして、今回、私の新しい助っ人となったのは換気扇ファンブラシ
つけおきくん・シロッコファン用」という洗剤でした。

(アルミ製の換気扇フードカバー、ガスレンジの五徳などもつけおきできますが、
フッ素コート加工・塗装してあるものには使えません)

 

過炭酸ナトリウムを使わないわけは・・・

 

油汚れには「過炭酸ナトリウム!」という人も多いと思いますが、
アルミニウムはアルカリに弱くて、長時間浸け置きすると
白い粉が出てきたり、黒ずんだりします。

(白い粉のようなものは、
アルミがアルカリと反応してできた水酸化アルミニウム。
黒い色は、水酸化アルミニウムが水分中のミネラル(カルシウムや銅など)
と化学反応を繰り返してできたもの・・・黒色化反応)

うちのファンはアルミなので、
重曹程度の弱アルカリのものでこするくらいはOKでも
この時期にテレビでよくやる「過炭酸ナトリウムにつけ込み」はNGでした。

 

 

油汚れにはアルカリが効くのに、
うちのファンはアルカリが苦手・・・
ということで
実は痛し痒しという状態だったのです。

 

ところがこの「つけおきくん・シロッコファン用」は
アルミのファンやアルミ素材のつけおき洗いが可能♪
というので、速攻で買ってしまったのでした。

 

つけおきくんと換気扇ブラシの実力は?

「つけおきくん」の使い方は
水をバケツなどにためて、洗剤を入れて、2時間ほど入れておくだけ。

私は洗い桶に厚手の大きいビニール袋を入れて、
その中にぬるま湯と洗剤を入れて、つけ置きしました。

その間にレンジフードフィルターとレンジフード内の掃除をしました。
でも、30分で終わったので、残りの時間は
屋根から落ちたかた~い雪のお片付けに使いました。
これが終わったのがちょうど1時間半で、計、ジャスト2時間♪

洗い桶を見てみるとつけ置きの液が茶色っぽくなっていて、
ファンを引き上げてみると、汚れがほとんど落ちてました。

ここがメーカーのページですが、本当にこんな感じです。

 

残った汚れもファンブラシでこすると
それほどの力も要らず、あっという間にきれいになりました。

ファンブラシはほどよい硬さで、
シロッコファンの羽と羽の間にほぼフィットする形なので、
力がブラシを通して羽の汚れに届いている感じがしました。

ただ、端っこはどうしても汚れが残るので、
この部分は細いスクレーパーを使って汚れをこそげ落としました。

 

時間は大幅に短縮、労力も大幅削減。 コストは?

いつもは全部で3~5時間近くかかっていた換気扇掃除は
力をほとんど使うこともなく、フィルターを合わせても
実働40分ほどで終了。

今までは全身、汗だくになっての掃除だったのに、
今回は暑くもなりません。
本当に楽々のお掃除でした。

こんなに楽に済むなら、後々のことを心配せずに
家族が出かけてる間とか、みんなでショッピングしてる間とかの
ちょっとした時間を使って掃除してしまおうという気になれます。

油汚れは暖かい時期のほうが落ちやすいので、
真冬のこの時期にするのは非合理だといつも思ってきました。
(油汚れは固くなるし、お湯はいっぱい使わないといけないし)

でも、たっぷりした時間を使って、
ご飯が遅れるかも~というリスクを許してもらえるのは
やはりこの時期。
そう思って、大掃除に組み入れてきました。

 

これだけ楽に、短い時間で換気扇掃除が終了するなら、
夏にミニ掃除として片付けてしまって
大掃除から除外してしまおうと思っています。

 

この洗剤、メーカーと、樂天でも1370円で売っているところがあって、
1回分のお値段(4~6L の水に約100ml)は280円くらい。

樂天のこちらのレビュー では
<重曹のほうが落ちた>という意見も1件あるので、
汚れの付き方や使い方で差も出るのかなと思いますが、
私はずいぶん助かりました。

私とおんなじ悩みを持っている方、
一度、試されてみてはどうかなぁと思います。

 

 

 

 

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