だんだんと迫ってきた確定申告。
ミント家も医療費がずいぶんとかかるようになって、
昨年から還付申告をするようになりました。
昨年は要領がよくわからず、時間がかかりましたが、
今年はサクサクと終了しました。
なので、あとは申告期間がやってくるのを待つだけです。
医療費控除の申告に必要なもの
まず、基本中の基本。
医療費控除の還付申告に必要な物ですが、これには4つあります。
1、確定申告書 2、源泉徴収票 (会社員などの場合) 3、医療費明細書 4、領収書、レシート |
この記事では3と4の
医療費明細と領収書、レシートについて書きたいと思います。
医療費控除の申告準備をサクサクすすめるのに
お金が戻ってくるのはとっても嬉しいけれど、
あまりに悩んだり、時間や手間がかかるのは少し悲しい・・・。
そんな思いをせずにサクサクと医療費控除申告の準備を終わらせるのに
私のようなズボラ主婦でも大事なことは
①領収書、レシートは即保管!
できれば、家族別に袋を作ってポイポイ入れておけば、集計がさらに楽です。
(私はこれ)
デキタ主婦の方は家族別にして、さらに医療機関別にきちんと保管すると
もっと楽になります。
エライ主婦の皆様は家族別かつ医療機関別に仕分けた上、
税務署のホームページなどからダウンロードしたした
医療明細書作成フォームなどにその都度入力すると
この時期の手間はほぼかかりません。
領収書のまとめ方は特に決められたものは無いようですが、
家族別にして、さらに医療機関別で日付順まですると
一番よいかなと思います。
※ドラッグストアのレシートは?
医療費控除にはドラッグストアで購入した、
治療目的に使われる医薬品も含めることができます。
下の画像は私が購入した医薬品のレシートの一部です。
医療費控除に含めたい薬などを赤く囲んで、
レシートの余白に鼻炎用 とか 解熱剤など購入目的を書けばよい
と思います。
※医療費控除になるものは?
わざわざこのレシートを選んだのには理由があります。
クラシエの漢方(ギンギョウサン)ですが、
これはのどの痛みが強い風邪に使う漢方薬です。
第二類の医薬品にも指定されています。
国税庁の「漢方薬やビタミン剤の購入費用」 のページ
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shotoku/05/39.htm
では
「治療又は療養に必要な場合には、医療費控除の対象となります。」
「その漢方薬やビタミン剤が医薬品であることに加え、その費用が治療又は療養に必要なものであることが必要となります。」
とありますから、医薬品であることと治療、療養目的であることが明らかであれば、
OKと判断されるだろうと思います。
※じゃ、交通費は?
通院・入院にの際にかかった交通費、
電車やバスによる移動が難しい場合のタクシー代なども医療費控除の対象です。
ですから、タクシー代の領収書は保管!です。
また、後述します税務庁の医療費集計フォーマットだと
最初の段に医療費を、その次の段に交通費を入力すれば
医療機関と交通費のつながりがわかりやすいですし、
その総計も一番上の段に合算されて出てきます。
領収書の出ないバスや電車なども
こうして控除の対象として申請することができます。
②入力フォームを味方につけよう
ウソ~と思うかもしれませんが、
慣れてしまうと、エクセルなどの入力フォームは強力な味方になります。
入力さえ間違わなければ、計算はエクセルなどがしてくれます。
フリーの入力ソフトもあるようですが
国税庁のHPの中に 医療費集計フォームをダウンロードできるページ
があるので、こちらを利用するのがよいかもしれません。
私自身はマイクロソフトの医療費控除 準備用集計テンプレート を使いました。
よく行く病院や薬局などを入力しておけば、
セルに情報が反映されて、そちらから選べば入力できます。
(病院名や所在地をいちいち入力する必要が無い)
使ってみると、予想以上に楽に入力を終わりました。
初めての方、手書きの方や項目が少ない方は国税庁の医療費の明細書の様式http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/pdf/003.pdf
でよいと思います。
これでは書き切れないという方は、
医療費の明細書には【別紙 内訳書添付】 と書いて、
別に詳細を記した用紙を 付ければOKです。
(こんな感じです↓)
税務署の人は国税庁のHPにある、この用紙のほうが楽かなと思って、
私自身は手書きの明細書をこのように書いた上で、
マイクロソフトのテンプレートで出力したものを添付することにしています。
医療費控除申告の期間は・・・
確定申告の期間は 2月16日~3月15日 です。
(3月15日が土日の場合は 週明けの月曜日)
確定申告が必要な人はこの期間内に
医療費控除を申告する必要があります。
一部のサラリーマンのような
会社から給与をもらっていて、しかも他の所得の無い人
=確定申告の必要の無い人は一年中医療費控除の申告ができます。
(申告漏れがあった場合は5年にさかのぼっての
申告ができます。)
医療費控除申告を手間無くすすめるの最大のコツは?
振り返ってみると私自身がズボラで面倒くさがりなせいか、
<手間が少なく、ミスも少なく、見やすい書類>
を作ることをとても意識していました。
作る側にもそうですが、
この時期の仕事量を考えれば、
見る側にとって見やすくわかりやすい書類ということは
とても大事だろうと思うのです。
二度、申告の準備をしてきて思うのは、
日頃の領収書の扱いで、その後の仕事量が全く変わることです。
4ヶ月に一度でいいから、領収書やレシートを
家族別、医療機関ごとにまとめておく
ということをしておけば、
医療費集計フォームなどへの入力は20分もかかりません。
きれいにまとめられているものの集計だと
余計なことに煩わされなくてもよいので、
手書きでもその負担はずっと少ないものになると思います。
医療費控除の申告準備をサクサク済ませるコツは、
日頃の領収書の保管と仕分け
といっても過言でない気がします。