FP協会の無料相談にいってきた

ここ何度か保険について書いていますが、
<保険商品>や<保険と金融資産のバランス>についての考え方が
主人とはあまりに異なっていて、実のところずいぶん困っていました。

で、将来FPとしての活動を、もしかしたらする時に役に立つかも・・・
と思って、FP協会の無料相談に行ってきました。

 

4月12日に予約を入れて、所定の時刻にFP協会に行くと
そこには相談担当の女性のCFPさんが2名いらっしゃいました。

時間は50分間なので、自己紹介もそこそこに相談。
(CFPさんはちゃんと丁寧に名乗ってくださいました)

 

ミント家の問題は・・・

お金に関する問題はいろいろ抱えているミント家。

子どもの学費の他、双方の両親への仕送りや
(保険大好きな)主人が非常に高額の保険をかけていて
貯蓄はほとんどありません。

全員の保険を合わせると6桁になりますが、
(これには個人年金も入っていますが)
ほとんどが主人の医療保険と定期付き終身保険。(利差配当付き )
主人に何もなければ、ものすごい額のお金を捨てることになります。

子ども2人はハンディキャップがあって、
少しでも金融資産は残してあげたいところ。
学費もあと3年はかかります。

今年は保険の更新のため、現在の保障をそのまま続けると
終身保険の支払金額は倍になります。

主人が今乗っている車が、払済期限の65歳までには
軽く3台は買えるほど・・・。

 

退職金をもらったにしてもあまりに高い保険料の支払いで、
ある年齢からは金融資産は確実にマイナスに転落。

子どもへ残すどころか
このままでは貧困老人へ一直線です。

 

odorku

私がFPの資格を取り始めた理由はいっぱいあるけれど
大きな理由のひとつは、家計全体があまりに不透明だったから。

私はお財布を握っていなくて、
源泉徴収もキチンと見せてもらうこともなく、
持ってきてくれるお金でやりくりをする。

足りなければ、自分のものを売ってきました。
実際、私はやりくりが超ヘタでしたから・・・。
(今は無理矢理に物を売る必要はなくなりました)

FP2級技能士の資格を取って、3月にはAFP研修も終わり、
実際の勉強になるということで、
各種保険約款や源泉徴収表などを主人に見せてもらって、
AFP研修の提出課題のようなキャッシュフロー表や
バランスシートを作ってみました。

その結果が、先に書いたようなわけだったのでした。

 

そんなことをCFPのお二人に話すと、
二人とも頭を抱えてため息をつかれたのでした。

 

私の考えとCFPのアドバイス

先月の下旬、主人の叔父がガンで亡くなり、
主人の父はガンの末期。
主人のいとこは先日、ガンで手術を受けましたから、
主人は<ガン保険>に入りたい気持ちでいます。

それでも主人の家系はどちらも長命ですから、
余命より長い期間でキャッシュフローを考える
必要があるように思えました。

そして、金融資産も残したい。

で、あるならば、生活費を抑えつつ、
保険料を見直すのが必要なことに思えました。

どの保険をどのようにして、保険料を抑えるか、
保障をどこまで考えるべきかを話してみると
「全く正しいと思います。」
という回答でした。

ちなみにそれは
終身保険を主契約のみにして、
医療保険は安い物に掛け替える。
その差額を利用してガン保険を検討し、
残りは貯蓄にまわすというものです。

CFPさんは本当にしっかり話を聞いてくれて、
とても安心感が得られて、
ずいぶんオープンな話までしてしまいました。

例えば、家計を何とかしたくて一生懸命してみたけれど、
主人が自分の意見を全然曲げないどころか
キャッシュフローもきちんと見てくれないとか、
どれだけ営業さんと仲がいいのかわからないけれど、
この医療保険はあまりにも高いのに
内容はひどいとか・・・

(入院の保障日数は120日→60日になりますが、
告知の緩い緩和タイプの医療保険の方がまだ安いのです。)

 

「そうなんですよね。
身内となると、正しいことをいっていると思うけど
聞いてくれないんですよね。」

「何かあったときの家族のことを考えてくれるなら
金融資産を残すことにシフトしてもらえないか、
でないといざというとき大変だといわれたと
話して見てはどうですか。」

と本当に親身になって応えてもらいました。

話しすぎたというような後悔も感じず、
それどころか、なんとか努力してこんなFPになりたいなと
気持ちになりました。

CFPさんはさらに詳しく検討してくれて、
私が考えていなかった代案も出してくれました。

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FPの資格は持っているけれど、
相談となると敷居が高くて、プレッシャーを感じていましたが、
終わってみて、相談に行って良かったと思いました。

 

無料相談は時間が限られるので、
相談内容も自ずと限られてしまいますが、
ファイナンス関係でお悩みの方は
一度、足を運ばれてみるのは決して悪くないと思います。

(決して、FP協会の回し者ではありませんので・・・)

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